韓国に長期滞在するとなるとあった方が便利な韓国の銀行口座。
韓国で日本のクレカを使うと海外手数料が毎回かかるのと、オンライン決済では使えないことが多いです。
日本からの送金手数料はどこが安いのか気になっている方も多いかと思います。
- 韓国で銀行口座を作るメリット・必要性
- 必要書類
- 口座開設の流れ
- 韓国留学生に人気の銀行
- 銀行ごとの送金手数料を比較
韓国で銀行口座を開設するメリット・必要性
韓国留学、ワーホリをするけど韓国で銀行口座を開設する必要があるの?と思っている方もいるかと思います。
日本人が韓国で銀行口座を作るのはそこまで簡単なことではありませんが、一度作ってしまえばメリットがたくさんあります!
- 円⇆ウォンの両替時の手数料を省ける。
- 金利が日本よりも良い(日本:年利ほぼ0、韓国ハナ銀行年利2.6%)
- ATMがたくさんある。
実は、韓国で日本のクレジットカードを使うと決済1回ごとに1.5~2.2%前後の外貨取引手数料がかかります!
旅行の場合はよくても、韓国留学やワーホリなど長期滞在の場合はお金の無駄になってしまします。韓国の銀行口座を作った方が安心してカードを利用できますね。
銀行口座開設に必要な書類
銀行口座の開設に必要な書類は以下の通り。
- パスポート
- 身分証明書(日本の免許証、マイナンバーカード可の銀行もあり、コピーでも可)
- 外国人登録証
- 学生証or在職証明書
- スマホ
91日以上滞在する方は必ず外国人登録証を持参した方がいいです。
外国人登録証なしで口座開設できるところもありますが、口座の利用に制限があります。(ATMの現金引き出し限度額1日30万ウォン。窓口での現金引き出し限度額1日100万ウォン)
後で外国人登録証を提出すれば、制限が解除されます。
口座を開設する前にまず外国人登録が必要です。まだの方はこちら
口座開設の流れ
学校のトウミ制度で韓国人について来てもらえるならお願いしましょう。
- 銀行窓口に行く
- 必要書類を提出、書類の記入
- チェックカード、インターネットバンキング、交通カードの申請
- スマホで公式アプリをダウンロードする
- 通帳とカードの受け取り
以下で詳しく解説して行きます。
窓口で必要書類の提出
窓口では必ず、口座を開設する「目的」を聞かれます。
目的を証明する書類を持参しましょう
- 留学の場合:入学許可証、在学証明書
- ワーホリの場合:証明書、給料証明書
- 居住の場合:公共料金請求書など
韓国で銀行口座を作るのは聞き慣れない単語が出てくるので難しいです。韓国語ができない方は学校のトウミ制度などを利用して韓国人を連れて行く、または日本語が話せる銀行員がいる支店を調べてから行くといいでしょう。
付随機能の選択
チェックカード、インターネットバンキング、交通カードの機能をつけるかを聞かれます。
チェックカードとは日本でいう「キャッシュカード」と「デビットカード」が1枚になったものです。キャッシュレス大国と言われる韓国ではカードを必須なので、口座開設と同時に作っておきましょう。
インターネットバンキングも基本つけておいて問題ないです。
交通カード機能とはT-moneyと同じ機能です。カードにつけることができ、付けておくといいと思います。
通帳とカードの受け取り
韓国では通帳とカードをその日のうちに受け取れることが多いです。
外国人でも口座開設できる!韓国で人気の銀行4選
外国人でも口座開設が可能で留学生に人気の銀行をご紹介します。
- 大学・語学堂で振込を指定される銀行で作る
- 日本からの送金手数料が安い
- ATMが近くにある
学校に通う方は、学費を振り込む際に使う銀行で作るのが手数料が少なくてお得です。学校の提携銀行であれば断られにくいです。
日本人の口座開設を断られたという場合でも支店を変えると開設してもらえることもあります。
外国人でも銀行口座を開設でき、利用しやすい銀行
ウリ銀行
ウリ銀行は日本にも支店があります。日本からの送金手数料を抑えたい方は日本でも口座を持つといいかと思います。
延世大はウリ銀行に学費を振り込むので、ウリを選ぶ方が多いです。
SBJ 新韓銀行
ソウルのみならず、地方でもある大きな銀行です。日本にも都会には支店があります。ソウルでは外国人の利用も多いので外国人対応に慣れています。
弘益大は新韓銀行と提携しています。
5,000,000ウォン以下(約50万円) | 10,000 ウォン(約千円) |
5,000,000ウォン超過, 10,000,000ウォン以下 | 20,000 ウォン |
10,000,000ウォン 超過 | 30,000 ウォン |
KB 国民銀行
BTSが広告を務めているメガバンクで、BTSデザインのクレジットカードも発行されていました。
(新韓銀行もBTS含むweverseと提携、weverse shopのみで使える)
以下の表は日本→韓国の送金手数料です。
5,000,000ウォン以下(約50万円) | 10,000 ウォン(約千円) |
5,000,000ウォン超過, 10,000,000ウォン以下 | 20,000 ウォン |
10,000,000ウォン 超過 | 30,000 ウォン |
KEBハナ銀行
有名な銀行であり、日本にも支店があります。
専用送金カードは日本に口座開設も不要で送金手数料も安く、現地両替よりお得。
送金には三井住友銀行のATMやセブン銀行などでも送金可能です。
高麗大はハナ銀行と提携しています。
10万円相当額以下 | JPY 2,000 |
10万円相当額超 100万円相当額以下 | JPY 3,000 |
100万円相当額超 200万円相当額以下 | JPY 4,000 |
200万円相当額超 (貿易取引の場合送金可能) | JPY 4,000 |
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韓国銀行の送金手数料など 比較
4大メガバンクと言われており、どこを選んでも安心だと思います。
同じ銀行への送金手数料は無料か安いので、大学・語学堂の学費の入金先と同じ銀行を選ぶといいかも知れませんね。
手数料の項目が多すぎて比較できないので公式の手数料のページを貼っておきます。
オンラインで作りたい人は「トスバンク」がおすすめ。交通カード付帯、ATM手数料無料です。
注意点
韓国では1年間口座を使わずに放置すると凍結されます。連絡をすればまた使うことができますが、あまりに長い期間放置すると口座を作り直す必要があります。