韓国 家の保証金が返ってこない?契約14日以内に必ずすること【住宅賃貸借契約申告・確定日付】

韓国 賃貸 保証金 

韓国でウォルセ(月払い)で賃貸部屋を契約すると保証金を支払いますよね。

その保証金を家を退去するときに必ず返してもらうために準備しておくことがあります。

韓国にてお部屋を契約した際に、申告すべきものは2種類あります。

住宅賃貸借契約申告制確定日付(확정일자)です。

住民センターに行くと同時に2つやってもらえます。

この記事で分かること
  • 住宅賃貸借契約申告制とは
  • 確定日付(확정일자)とは
  • 申告対象者
  • 申請方法
  • 管轄の住民センターの探し方
目次

住宅賃貸者契約申告制度

こちらは新しく始まった制度です。

住宅賃貸借契約申告制とは、契約当事者が賃貸期間、賃貸料など契約主要内容を国に申告するよう義務付けたものをいいます。

オーナーや不動産によって家賃などの相場が適切か、不正な契約を結んでないか国が確認して賃借人が適切な価格で家を借りる権利を保護するためのものです。

申告対象者

申告対象保証金6000万ウォン以上もしくは家賃30万ウォン以上超過時
申告者:賃貸人もしくは賃借人
申告方法:管轄の住民センターもしくはオンライン申請
※未申告もしくは虚偽報告の場合100万₩以下の罰金

家賃約3万円以上なのでほとんどの人が対象ですね。

しかし、物件によっては申告してはいけない物件もあるため、大家さんに確認しましょう。

申請方法

こちらは確定日付を住民センターでする時に同時にやってくれます!

カカオトークに「住宅賃貸借契約申告完了」と韓国語でメッセージが来ます。オンラインでするよりも住民センターに行く方が簡単かも。

オンラインならこちらのリンクから申請します。
https://rtms.molit.go.kr/index.do

オンライン申請手順

  1. 上記のオンラインリンクから부동산 거래 관리 시스템 に移動
  2. 地域と区を選択し신고하기をクリック
  3. 신고서등록から所在地検索及び申請者区分
  4. 契約書基準の賃貸人と賃借人の個人情報加入と保存
  5. pfxなどにてスキャンした契約書を添付、パスワード設定
  6. 提出情報確認

確定日付(확정일자)

確定日付(확정일자)とは、オーナーが破産した際などに入居している賃借人に保証金を最大2,000万ウォンまでソウル市が保証してくれる制度です。

契約から14日以内にする必要があります。

住民センターに住宅賃貸借契約申告を契約日から30日以内にしなければならないですが、確定日付を申請しに行くと同時に完了します。

申請時に費用はかからないので、必ず申請することをオススメ。

申請方法

管轄の住民センターに訪問し、窓口にて申請

住民センターは予約の必要はありません。

必要な書類

  1. 不動産契約書のコピー
  2. パスポート

※パスポートでも可能な場合と、外国人登録証がないと申請が難しい場合があります。

私は不動産契約書とパスポートを渡すと「外国人登録証はありますか?」と聞かれましたが、ないと答えると5分くらい待って、確定日付の書類をもらえました。特に記入するものもなく簡単で手数料は無料でした。

管轄の住民センターの場所

管轄の住民センターはこちらで調べることができます。

行政安全部道路名住所案内システム:https://www.juso.go.kr/openIndexPage.do

住所の「〇〇市〇〇区〇〇洞」の後に「주민센터(住民センター)」をつけて検索すると管轄の住民センターの住所が出てきます。

まとめ

出入国管理事務所で外国人登録証を作成すると転入届は申請不要ですが、住宅賃貸者契約申告確定日付(확정일자)は別途必要です。

安心して韓国生活が送れるように手続きをすることオススメします!

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